秋の暮らしを快適に


健康と上質を叶える住まいの工夫
朝晩の涼しさに秋を感じるようになると、住まいの心地よさがますます大切になってきます。
夏の開放感から一転して、秋は「家の中でゆっくりと過ごす時間」を楽しむ季節。
そんな時期だからこそ、住まいの環境を少し整えるだけで、暮らしが一段と快適になります。

1.断熱で叶える、やさしい空気感
秋は一日の中で寒暖差が大きく、体調を崩しやすい季節です。
特に窓からの冷気は快適さを左右する大きな要因。
例えば Low-E複層ガラスの窓 や 内窓(二重サッシ) を取り入れると、外気の影響を
大幅に減らせます。
床の冷え込みが気になる方には、床下に断熱材を追加するリフォーム もおすすめです。
小さな改善でも、室温が2〜3℃変わることもあり、快適さと省エネの両方が手に入ります。

2.調湿と空気環境で健やかに
乾燥が気になり始めるこの時期には、
自然素材の壁材が役立ちます。

例えば 漆喰や珪藻土 は、湿度が高いときには湿気を吸収し、乾燥しているときには水分を放出。
室内の湿度を40〜60%に保ちやすく、呼吸器にもやさしい空気環境をつくってくれます。
さらに、熱交換型の24時間換気システム を導入すれば、外気を快適な温度に近づけながら換気でき、
花粉やホコリの侵入も抑えられます。
3.照明で豊かな秋の夜長を
秋の夜を快適に過ごすには、照明の工夫が大切です。

リビングや寝室におすすめなのは 間接照明や調光式の照明。
リラックスしたいときは 300ルクス前後(少し暗め、ホテルのラウンジ程度) に調整すると、
目にやさしく落ち着いた雰囲気になります。
読書や作業をする場所は、500ルクス程度(カフェの明るさ) を目安にすると快適です。
また、光の色は 2700〜3000K(暖色系) に設定すると、夕暮れに近い温かみのある空間となり、
睡眠の質を高める効果も期待できます。

季節の変わり目は、住まいを見直す絶好のタイミングです。
断熱・調湿・照明といった小さな工夫が、心と体を健やかに保ち、秋の暮らしをより快適に
してくれます。
大地ホームでは、健康と上質を大切にした住まいづくりやリフォームをご提案しています。
この秋、ご自宅の快適さを一歩アップさせてみませんか?
