土地探し必勝法

地盤をチェック!

まだ記憶に新しい東日本大震災。土地をお探しになるうえで、最もチェックしたいのが地盤ではないでしょうか。当時至るところで発生した液状化現象により、多くの建物が被害を受けました。近年はほとんどの物件で地盤調査を行っていますが、あのような液状化現象が発生してしまうと、かなり大規模な地盤改良を行わない限り被害を抑えるのは難しいのが現状です。
よって過去にさかのぼり、その土地がどのような状態であったかを調べる必要があります。市役所や区役所に行けば、その土地の古地図や土地の状態、水害や天災などの歴史を調べることができるので、お調べになってはいかがでしょうか。もちろん当社でもご案内しております。

接道との高低差をチェック!

建築費以外で大きく費用が掛かるのが外構となります。接道と敷地がフラットの場合、塀やガレージ工事だけで良いのですが、高低差がある場合、盛り土や切り土が必要となります。建物を建てる敷地が接道より2メートル以上高くなるような土地は、ガレージを掘り込み式にする場合があり、費用がかなり上がってしまいます。外構回りに掛かる費用が、建物の建築費用よりも高くなるという事例もあります。
こういった土地は、往々にして相場よりも価格が安い場合が多く、衝動的な購入意欲に駆られてしまいがちですが、結果的には高い買い物になる可能性があります。ご購入前に、外構回りの費用も考慮されるといいでしょう。

陽当たり・風通しをチェック!

日当りや風通しは、多くの方が気になさるチェックポイントだと思います。しかし、これらは1度や2度の現地見学では把握できません。時間によって、季節によって異なるものですし、また周辺環境の変化でも大きく異なるのが事実です。
日当りに関しては、季節により太陽の角度も変わるため、周辺環境に起因する部分も含め、冬は差し込まなかった太陽光が、夏になった途端燦々と射しこむようになるということもあります。更に風通しに関しては、窓の配置によりコントロールできる場合も多いため、設計段階で担当者と協議するといいでしょう。

水道の引き込みをチェック!

上物付(古家)の土地の場合、既に水道が引き込まれていることがほとんどですが、その水道の引き込み径がどれくらいかが、重要なチェックポイントとなります。
築年数が経過している家の場合、多くは13mm口径の水道管が道路より引き込まれていますが、水量を考慮して13mmから20mmに替える場合、当然工事が必要となります。地域によって異なりますが、30万円以上掛かることもあり、更に水道の本管が建物より遠くに位置する場合、工事費がかなりの額に及ぶこともあります。土地をご購入される際、重要事項説明の中で、必ず水道口径について説明がありますので、そのまま使えるのか、若しくは変える必要があるのか確認しましょう。

建物に何らかの問題があった場合、建て替えることができますが、土地の場合は問題が発生しても他に移動したりすることはできません。どうしてもその土地から離れる場合、建て替えよりも遥かに費用が掛かります。
確かな土地を手に入れるためにも、しっかりと情報を見極め、確認、調査することが非常に大切です。
当社ではお客様の土地探しも積極的にサポートしておりますので、お気軽にご相談ください。

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ポイントは、陽当たり・地盤・周辺環境です!